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男はサービスに金を払ってるんじゃない
さて、前回のつづきです。→男はサービスにお金を払っているのではない。じゃ、何に金払ってるの?
風俗にいけばいくらでも若くてレベルの高い子とえっち出来るのにも関わらず、なぜ男はキャバクラに足を運ぶのか?
酒が好きなら、居酒屋やコンビニの安い酒で十分なはずなのに、どうして何万円もするボトルをキャバクラで入れるのか?
ストレスを発散したいのであれば、カラオケやゲームなど安くて手軽なサービスがあるのに、なぜキャバクラという割の合わないサービスにお金を払うのだろう。
若い女の子とお酒を飲みながらマンツーマンでお話しするというサービス自体に、高額なお金を支払うだけの価値はない。
もっと別なところにその価値がある。
でなければ数千円の価値しかないお酒が、キャバクラでは何万円もする説明がつかない。
ホステスはプライドを売る仕事である
ドラッカーの「マネジメント」にある、次の問いに対するホステスとしての答えとは?
成功を収めている企業の成功は、「われわれの事業は何か」を問い、その問いに対する答えを考えを明確にすることによってもたらされる。(マネジメントP23)
それは、ある銀座ママの書いた本に答えを見つけた。
「ホステスは弱者の立場を売る仕事である。」
この言葉だけ聞いても何かピンとこない。
この銀座のママさんは、男性はホステスのサービスにお金を払ってるんじゃない、と言います。
では、いったい何に対してお金を払っているのだろうか。
男は「自分の強さ」を証明するためにお金を使う。
これが銀座ママの答えなんです。
自分の強さを証明したいという欲求、要するに他者に認められたいという承認欲求がそこにあると思われる。
日ごろから「自分の強さ」を証明できてるような人(本物のリア充)は、いくらホステスがチヤホヤしたところで何も感じない。
では、どういう男がキャバクラにはまっていくかというと、
「強い男、成功した男」ではなく、「強い男、成功した男」と思われたい男性、「強い男、成功した男」を演じたいと思っている男性。
自分では「強い男、成功した男」だと思っているのに、社会からはそう評価されていない。
常連になるのはそういった男性だと銀座ママは語る。
ちょっと残念な男の「最後の一線」を守ってやるのがホステスの使命
男性の大多数は「おれより上の男はたしかにいる。でも、おれは女よりえらい」と信じている。
職場でも家庭でも、強い男として認められないというコンプレックスを抱える男は山ほどいるだろう。
そんな残念な男達の「最後の一線」を守って差し上げるのがホステスの使命なんだ。
だから、
客がどんなにショボい口だけハッタリ野郎でもホステスは「弱い女」を演じ、強い男を引き立ててやる必要があるのだ。
そのお店で、気持ちよく自分の強さを証明できれば客は喜んで金を払う。
これが、数千円の酒が数万円で売れる理由だ。
自分の仕事に徹しきれないホステス達
しかしながら、多くのホステスはこのことを理解してないんじゃないか?
昔からかわいくて、回りからチヤホヤされてきた女ほど相手より下の立場で接することが出来ない。
酔っ払いの自慢話や武勇伝をアホらしくて何時間も聞いてられないからだ。┐(-_- )┌
プライベートでは数多くのイケメン友達がいるし、本物の街の荒くれ者も知っている。
そんなホステス達は、コンプレックスをバネに成功した半端者の武勇伝や自慢話を黙って聞いていられるだけの忍耐力と人間としての優しさをもってない。
弱者の立場で接するどころか、むしろ、こんなしょーもない場所に来るような、程度の低い半端成功者に
「私を口説き落とせるとでもおもって?バカじゃないの」
と思ってしまい、徹底的に弱者の立場を貫き通せないプロ根性に欠ける半端ホステスがなんと多いことか。
どんなことがあろうとも、ホステスの立場は相手より下でなければならない。(ドmの客など例外もあるだろうが)
プライベートだったら絶対に口もきかないようなショボい連中の自己顕示欲を満たしてあげることが、ホステスの仕事である。
では、この事実を踏まえれば、男性はどう振舞うのが理想的なのだろうか?
<参考書籍>
銀座ママの本音 男性からお金を引き出す方法 藤夏子
要するに、ホステスは自分のプライドを切り売りしていると言ってもいいかもしれない。
恋愛ゲームとしてのキャバクラの価値は?
では、この事実を踏まえれば、男性はどう振舞うのが理想的なのだろうか?
キャバ嬢に自己顕示欲を満たしてもらい満足しているような男性に、キャバ嬢を落とせる可能性はほぼないだろう。
女を落としたい、エッチしたいという欲望を満たしたいのであれば、ホステスの思惑にハマってはいけない。
自己顕示欲を満たしたいという欲望を捨て、あくまでも女性を落とすゲームだと割り切るしかないんじゃないか。
キャバクラを恋愛ゲームの場とするのなら、そのゲームにそこまで大金を払う価値は果たしてあるのだろうか?
みなさんはどう考えますか?
<参考書籍>
銀座ママの本音 男性からお金を引き出す方法 藤夏子
マネジメント P・F・ドラッカー
キャバ嬢や水商売の裏側を赤裸々に公開することはそれなりにリスクを伴います。 読み手によっては気分を害する記事もあるかと思いまが、過剰に反応しないでくださいね。 あくまでもエンターテイメントとして密かに楽しむ程度にしてくれたらありがたいです。m(v_v)m ツイッターもやってるのでよかったらどうぞ。 |
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